GOOD VIBES AGENCY INC.

GVA 営業ハンドブック

CRM の使い方と営業の型 ・ 2026年10月1日版

このハンドブックについて

GVA の営業は、全員が同じ型で進め、すべてを CRM に記録する。記録が無い営業は、会社としては無かったことになる。

目的は2つある。1つは、誰が担当しても同じ品質で提案できる状態にすること(標準化)。もう1つは、数字で詰まっている場所を見つけて直し、売上を伸ばすこと(最大化)。

読む人読むところ
入社したばかりの人全部を1回通して読む
営業メンバー「毎日・毎週・月末の CRM」と「営業の型」を手元に置く
管理者(徹さん)「数字の見方」と「週次の営業会議」

ここに書いてあるのは今の決まりです。やりにくい点は CRM 右下の「ご意見」から送ってください。直したら、このハンドブックも更新します。

CRM の基本

CRM は gva-crm.goodvibesagency.workers.dev で開く。パソコンでもスマホでも同じ画面を使う。

はじめてのとき

  1. 管理者から招待トークンをもらう
  2. 「新規登録」で名前・メールアドレス・パスワード(8文字以上)・招待トークンを入れる
  3. 次からは「ログイン」で入る
  4. スマホではホーム画面に追加しておく(左上の ☰ でメニューが開く)

画面の役割

画面何のために使うか使う人
ダッシュボード今月が順調かを一目で見る。放置案件と今日のタスクもここ全員・毎朝
パイプライン進行中の案件をステージごとに並べて見る営業
案件一覧案件を探す・絞り込む、新しい案件を登録する営業
クライアント取引先と先方の担当者を登録する営業
活動ログ電話・MTG・メールの記録を見る・足す営業
タスク期限のあるやることを管理する全員
打刻・出勤簿・申請出退勤、打刻の修正、有給の申請全員
担当者メンバーごとの成績を見る管理者
目標進捗売上目標に対して今どこにいるか、月末にどこへ着きそうか全員・週次
損益・月額粗利・営業利益と、月額契約の積み上がり管理者
営業分析どこで案件が止まっているか、何が勝てているか管理者・週次
レポート・インセンティブ全体の集計と、個人のインセンティブ試算全員

画面の数字は押せるものが多い。押すと、その数字の元になった案件の一覧が出る。

毎日・毎週・月末の CRM

記録はその日のうちに入れる。後でまとめて入れると、日付がずれて週の行動量が正しく数えられない。

毎日(15分)

  1. 朝、打刻で「出勤」を押す
  2. ダッシュボードで今日のタスクと放置案件(14日以上活動が無い案件)を見る
  3. 電話・MTG・メールをしたら、その場で活動ログを足す(案件にひも付ける)
  4. 次にやることはタスクにして、期限を入れる
  5. 案件が進んだら、案件の詳細でステージを進める
  6. 帰りに打刻で「退勤」を押す(押し忘れたら「申請」から修正を出す)

活動の種類の選び方

活動の種類が、そのまま週の行動量(KDI)として数えられる。種類を間違えると、やったことが数字に出ない。

やったことCRM でやること数えられる行動量
新しい会社・新しい話に声をかけた案件を登録する(ステージはリード)アタック
初回の打ち合わせ、定例の打ち合わせ活動「MTG」初回MTG
提案書を出したステージを「提案中」に進める提案
電話した、メール・DMを送った活動「電話」か「メール」フォロー
社内での相談・メモ活動「メモ」か、案件のコメント数えない

案件を登録するときに必ず入れるもの

受注・失注のとき

毎週(月曜の朝、30分)

  1. パイプラインで自分の案件を全部見て、ステージ・金額・クロージング予定日を最新にする
  2. 放置案件は、連絡するか「保留」「失注」にするかを決める
  3. 目標進捗で先週の行動量を確かめ、今週の計画をタスクに入れる

月末(最終営業日)

  1. 今月クローズ予定だった案件を、受注・失注・来月への延期のどれかにする
  2. 受注した案件の原価が確定しているか見直す
  3. 出勤簿で打刻漏れが無いか確かめる

営業の型

案件は「次へ進める条件」を満たしたときだけ、次のステージに進める。気持ちで進めると、月の見込みが実態より大きく出て、月末に崩れる。

条件を満たした案件だけが次のステージへ進む 進行中の案件 リード(10%)初回接触(20%)提案中(50%)交渉中(80%) 受注(原価を入れる) 保留失注(理由を選ぶ) 初回の打ち合わせの日が決まった 5項目が分かり、提案書を出した 先方が条件の調整に入った 発注の意思を書面かメールでもらった 先方の都合で止まった 再開したら元のステージへ 見送りになった
進行中のどのステージからでも、保留と失注には移せる。括弧の数字はそのステージで入れる確度。
ステージこの状態やること次へ進める条件確度
リード接点はあるが、話は聞けていない担当者と話す日を決める初回の打ち合わせの日が決まった10%
初回接触打ち合わせをしたヒアリング(下の5項目)5項目が分かり、提案書を出した20%
提案中提案書と見積を出した出してから2営業日以内に感触を聞く先方が人数・金額・日程の調整に入った50%
交渉中条件を詰めている最終見積、タレントの仮押さえ発注の意思を書面かメールでもらった80%
受注発注が決まった原価を入れる。進行と納品へ—100%
保留先方の都合で止まっている再開を確かめる日をタスクに入れる先方が再開したら元のステージへ—
失注見送りになった理由を選ぶ。次の時期に声をかけるタスクを入れる—0%

確度と「2営業日」は最初の目安。運用を3か月続けたら、営業分析の実績(転換率と滞留日数)で見直す。

初回の打ち合わせで聞く5項目

提案書はこの5項目が分かってから書く。分からないまま書くと、外した提案になるか、何往復も手戻りが起きる。

  1. 目的:認知を広げたいのか、購入や来店を増やしたいのか。何の数字で成功を測るか
  2. 誰に届けるか:年齢、性別、興味、見ている SNS
  3. 予算:金額の幅でよい。言えないと言われたら、規模別に2〜3案出すと伝える
  4. 時期:投稿・実施の時期と、発注を決める日
  5. 決める人と決め方:目の前の人が決めるのか。社内で誰にはかるのか。過去に他の代理店とやったことはあるか

聞いた内容は、活動ログ「MTG」の本文に5項目の見出しで残す。担当が変わっても、次の人がそのまま引き継げる。

提案書で守ること

事業別の売り方

CRM に設定している月の売上目標は3,050万円(新規2,050万円・既存1,000万円)。最も大きいのはキャスティング(月2,000万円)で、粗利率が最も高いのは月額の SNS 運用(70%)。単発の案件を取ったら、月額の契約につなげるのが GVA の勝ち筋。

事業(CRM の種別)月の売上目標粗利率提案の軸
キャスティング2,000万円65%速さ。候補を早く出し、仮押さえで進める
ブランド戦略 / SNS 運用1,000万円70%3か月以上の継続が前提。毎月追う数字と月次レポートを最初に決める
クリエイターマーケティング50万円60%目的に合うクリエイターを選んだ理由、投稿の設計、終わった後の数字のレポート
タレント管理設定なし20%所属タレントを他の案件に入れ、稼働率を上げる
合計3,050万円——

出典:月の売上目標は CRM の設定画面の値。粗利率は会社の事業別の基準で、タレント管理は売上の80%がタレントへの支払いになる。

売上を伸ばす三つの動き

見積の粗利率

粗利率が30%を下回る見積は、出す前に徹さんに相談する。今の営業表でも「要注意」にしている基準で、売上は立っても利益が残らない。

数字の見方

数字は「今月に間に合うか」と「来月の潜在が足りるか」の2つを見る。状態は色と記号で ●順調・▲注意・▼遅れ と出る。

見る数字画面こうなっていたらやること
今月の売上と月末の着地見込みダッシュボード・目標進捗▲注意(理想のペースを下回るが、着地は目標の90%以上)交渉中の案件を今月中に決めに行く
同上同上▼遅れ(着地が目標の90%未満)今月取れる小さい案件(キャスティングなど)を足す。週次の会議で案件ごとに打ち手を決める
カバレッジ営業分析来月が3倍を下回る来月の潜在が足りない。今週のアタックを増やす
ステージ滞留営業分析同じステージに長くいる案件がある次へ進める条件のどれが足りないかを担当と確かめる
転換率営業分析どこかの段階で大きく減っている減っている段階のやり方を直す(提案→交渉で減るなら提案書を見直す)
勝率(流入元・事業・担当者別)営業分析勝てている流入元や事業があるそこに時間を寄せる。勝っている担当者のやり方を共有する
失注理由営業分析同じ理由が続いている提案の型を直す(予算が多いなら小さく試す案を必ず入れる)
週の行動量(KDI)目標進捗目標に届いていない次の週のタスクで補う
粗利・営業利益損益・月額売上は出ているのに粗利が薄い粗利率30%未満の案件を見直す

週の行動量の目標(チーム全体・今の設定):アタック10件・初回MTG 5件・提案4件・フォロー10件。設定画面で変えられる。

目標の数字(CRM の設定):月の売上目標3,050万円(新規2,050万円・既存1,000万円)、年間の営業利益目標4,700万円、販管費は月300万円。設定を変えると、画面の状態(●▲▼)もそれに合わせて変わる。

週次の営業会議と守ること

営業会議は毎週月曜に30分、CRM の画面を共有しながら進める。報告のための資料は作らない。CRM に入っていない案件は話さない。

会議の進め方

  1. 目標進捗(5分):今月の売上・着地見込み・状態(●▲▼)を確かめる
  2. 交渉中の案件(10分):1件ずつ、決まる日と残っている条件を担当が言う
  3. 止まっている案件(10分):放置案件と滞留の長い案件を、続ける・保留・失注のどれかに決める
  4. 来月の準備(5分):来月のカバレッジと先週の行動量を見て、今週誰が何件アタックするかを決める

会議で決めたことは、その場で担当のタスクに入れる。

基本の目標(今の設定)

項目目標
クライアントへの返信24時間以内
活動ログ1人1日3件以上
タスクの期限内の完了90%以上
成約率(決着した案件のうち受注)60%
既存クライアントの継続率90%

やってはいけないこと